金利が動く1年

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6月は各国で中央銀行の政策金利の
発表が予定されています。

政策金利は、住宅ローン金利は勿論
のこと、株、債券等々、金融市場に
も大きな影響を与えるため、

資産運用の方針を考えるうえでも非
常に重要です。

 

【ここ数年の各国政策金利の流れ】

2020年
新型コロナウイルスにより
経済がストップ
⬇︎
対策として、
0金利、空前の金融緩和

2022年
空前の金融緩和の副作用により
インフレ進行
⬇︎
段階的な金利の引き上げ

2023年
インフレが高止まり
⬇︎
先進国の政策金利は4~5%代で
高止まり

2024年 
金利引き下げスタート??

2024年は金利引き上げの1年


今年は各国とも利下げが予想されて
おり、EUではこの6月での利下げが
有力視されています。

その他先進国についても秋以降の利
下げが予想されています。

ですが、毎月の物価動向や経済指標
で一喜一憂している状況で、中央銀
行も確固たる強い見通しが持ててい
る状況にはなく、データ次第という
のが実際ところ。

よって、予断を持たずにデータや中
央銀行からの発表をウォッチしてい
く必要があります。

ただし、金利引き上げの可能性はか
なり低い状況であり、

金利据え置きか、引き下げか?とい
う選択ではありそうです。

 

【中央銀行スケジュール】
カナダ政策金利発表
6月5日

ECB理事会
6月6日

FOMC(アメリカ)
6月11日、12日

日銀金融政策決定会合
6月13日、14日

豪州政策金利発表
6月18日

英国金融政策委員会
6月20日

スイス政策金利発表
6月20日

日銀は金利引き上げ元年に

一方で我が国日本は、世界各国が
4~5%台なのに対して、日本は
ようやくマイナス金利を脱した
態にあります。

また、低金利の結果として、円安
も極端に進行した結果、物価高も
看過できない状況にあるため、為
替の安定の観点からも、むしろ追
加利上げに踏み切る可能性が示唆
されています。

マイホームをお考えの皆様につい
ては、この点はしっかりおさえて
おきたいところですね。

物価上昇率2%を安定的に実現で
きるとすれば、今後金利が0とい
うのは違和感があります。

スピード感を持って、金利の引き
上げがなされるかは分かりません
が、物価上昇に見合うような金利
上昇リスクは頭に置いておきましょう。

いずれにしてもやはり強い見通し
というものではなく、やはりデータ
次第といったところ。

ただし、我が国日本に関しては、
利下げの可能性は極めて低いため、
リスクは金利上昇の方向で検討で
きますね。

今年は金利の方向性が転換する1年
になりそうです。

住宅ローン、株式、債券等も金利の
動きが根幹あります。

直接金利に結び付く住宅ローンの検
討にあたっては、勿論のこと、資産
設計を考えるにあたっても非常に需
要なファクターとなるため、各国の
中央銀行のスタンスはチェックした
いところです。

おうちの買い方相談室名古屋西店では、
住宅ローンの検討は勿論、資産設計に
おいても、 最新の中央銀行の発表等を
チェックし、よりよい方法をご相談し
ております。

マイホームの購入、住宅ローン、
ライフプランの相談は、

おうちの買い方相談室名古屋西店まで
お気軽にご相談ください。

全て無料で住宅購入の夢をサポート
いたします。