いよいよ間近に迫った自民党総裁選!?…物価対策と財政運営
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目次
いよいよ間近に迫った自民党総裁選!?
…物価対策と財政運営
自民党総裁選告示の翌日9月23日に、
党主催で候補者5名(小泉氏、高市
氏、林氏、茂木氏、小林氏)による
共同記者会見が行われました。
物価高への対策と財政運営に焦点を
あててまとめてみました。

【物価対策は早期に実施…】
物価対策では全ての候補者から、
臨時国会での補正予算編成を踏ま
えた早期の実施が提案されました。
既に野党との合意が成立している
ガソリン補助金の暫定税率廃止に
ついては早期実現の見込みです。
ただ各候補ともに消費税率減には
慎重な姿勢です。
実施までに時間が掛かること、社
会保障費の基礎的財源であること、
代替財源の確保が難しいことなどが
理由です。
参院選挙前には消費税の軽減税率を
一時的に0%とする案を主張してい
た高市氏も、その考えを撤回してい
ます。
物価高対策は所得税減税がメインと
なりそうです。

【財政・金融政策に違い…】
財政運営については、高市氏を除く
候補は赤字国債発行に慎重な姿勢を
示し、金利が復活した日本において
金利上昇リスクに配慮する考えです。
一方高市氏は、金利上昇リスクに配
慮する必要があるとしつつも赤字国
債発行を容認する姿勢を示しました。
今回の総裁選では各候補が掲げる経
済対策の差はそれほど大きくはあり
ませんが、財政・金融政策に関して
は高市氏と他4候補との違いが際立っ
ています。
今後の株式・為替 市場についても新
総裁が高市氏になるかそれ以外の候
補になるのかを軸に展開していくこ
とになりそうです。

先週の株式&為替相場(前週末比)
日経平均:45,354円(+309円)
ドル円:149.51円
NYダウ:46,247.29㌦(-68㌦)
先週の日経平均株価
先週の日経平均株価は半導体関連株
がけん引役となり、四週連続の上昇
となりました。
日銀会合の結果を受け荒い値動きに
なったものの、週明けから史上最高
値の更新を続けたことでやや楽観ム
ードも広がっています。
また自民党総裁選をめぐる財政拡張
機運も強気材料となっています。
⇒米国では9月FOMC(金融政策を決
める会議)にて追加利下げへの期待
が高まっていましたが4~6月期GDP
(国内総生産)などが好調だったこ
とを受け揺らいでいます。
堅調な個人消費は利下げ継続への抑
止材料となります。
雇用統計など経済指数発表に注目が
集まりそうです。
【資金の流れ】
割安株 ⇒ 半導体関連株
円 ⇒ 米ドル

介護保険外サービスの需要増による市場拡大
【解説】
近年介護保険の対象にならない外出
支援や家事代行といったサービスの
需要が高まっています。
保険の対象は食事介助などの身体介
護や掃除洗濯などの家事援助などに
限られますが、利用者ニーズとの乖
離もあります。
【ポイント】
内閣府によると独居高齢者は2050年
には約1084万人と約6割増える見通し
です。
働きながら家族を介護するビジネスケ
アラーが増加することで、介護保険外
サービスの市場規模は2.6倍にまで拡
大すると試算されます。
【今後の影響】
年金の財政検証では、約30年後には基
礎年金の給付水準が3割低下するとの
試算もあります。
保険外サービスは標準利用で月4万円、
老後20年間利用すると1000万円近くな
るため事前の準備と計画的な利用が必
要です。

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