経済回復の起爆剤!?今年のGWは国内旅行客数が過去最多に
早いもので4月も終わり…
不景気が続いていましたが、
経済回復につながるかも?
そんなGWの話題をお届けします!
目次
【解説】
コロナ感染リスクが低下し水際対策の
緩和によって外国人観光客も急増する
なかで、
今年のGW期間中は国内の旅行・観光
消費額は大幅増加する見通しです。
日本経済全体にも好影響を与える事が
期待されています。
【ポイント】
JTBによるとGWの国内旅行者数は
2470万人と推計され、1969年の調査
開始以来最多になる見通しとのこと。
お出かけ需要を見込みオリエンタル
ランドやJRなどのレジャー関連銘柄が
軒並み年初来高値を更新しています。
【今後の影響】
円安傾向もあり外国人にとって
日本旅行はお得となっているため、
インバウンド消費も大幅増加の
見込みです。
GW期間の日本人と外国人の
合計旅行消費額は2.9兆円と
予測されており、経済回復の
起爆剤となりそうです。
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先週の株式&為替相場(前週末比)
日経平均:28,564円(+71円)
ドル円:134.44円
NY株式:33,808.96㌦(-78㌦)
先週の日経平均株価
先週は前の週からの強い基調が続き
上昇となりました。
火曜18日までは8日続伸するなど
好調だったものの、年初来高値
(28,658円)を更新した後は
利益確定売りに押されてやや軟調な
環境となっています。
30,000円を目指すにはまだ力不足と
見られ上値は重い状況です。
⇒米国株式市場は一進一退の値動き
でした。FRB (日本で言う日銀)の
利上げは5月に0.25%上げた所で
一旦打ち止めになるとの予想が
多く安心感が広がっています。
今週はマイクロソフトやアマゾンなど
大手ハイテク企業の決算発表を控えて
おり結果が注目されています。
【資金の流れ】
海運株 ⇒ 商社株 円 ⇒ 米ドル
今年最大の戦争リスクとなりうる!?
…緊張の高まる中東情勢
ロシアのウクライナ侵攻や台湾有事に
加えて、現在中東情勢への懸念が
高まっています。
3月に中国の仲介により
サウジアラビアとイランの国交は
回復したものの、
周辺地域はいまだ混乱が続いています。
【イスラエルの混乱…】
中東は歴史的にも不安定な地域
ですが、現在具体的に懸念
されているのは
イスラエル対イランの戦争リスク
です。
イスラエルではネタニヤフ首相の
詐欺や贈収賄疑惑により、
過去最大級の抗議デモが勃発する
など国内の混乱が続いています。
ネタニヤフ首相はそうした国内批判を
そらすために、パレスチナやイラン
など周辺との緊張をあおり紛争の
口実を模索していると見られています。
今年に入り軍執行部とイラン攻撃に
関して少なくとも5回の秘密会議を
開いていると見られ、地政学リスク
(=戦争リスク)が高まっています。
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【日本への影響も大きい…】
中東で紛争が起きればエネルギー
価格の高騰だけでなく、
輸送路の遮断によるサプライチェーン
(製品流通 の一連の流れ)の混迷、
金融市場の不安、テロ行為の増加など
世界経済にとってもウクライナ侵攻を
上回る悪影響が考えられます。
特に日本は原油輸入の中東依存度が
98%で過去最大となっており影響も
大きくなります。
またサウジなどOPEC諸国はロシアや
中国との距離を縮めており、
米国のグリップも弱まっています。
ウクライナ侵攻や台湾有事リスク
だけでなく、今後は中東情勢にも
注目していく必要性があると
言えます。
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