景気回復局面の終わりが見え始めた米国!? …10月分雇用統計の結果

お金のコラム

こんにちは。

11月に入りましたが、まだ少し
暑さを感じる日もありますね。

さて、今週もお金のミニコラムを
お届けします。

景気回復局面の終わりが
見え始めた米国!?

…10月分雇用統計の結果

米労働省が4日に発表した10月分
雇用統計は、金融市場に予想以上に
大きな影響を与えています。

今後の米国経済、またドル円為替の
先行きを予測する上でも重要な内容
なのでまとめてみました。

 

【予想を下回る雇用統計…】

今回の10月分雇用統計は、総じて
予想を下回る内容となりました。

非農業部門雇用者数は
前月比15万人増 (事前予想18万人増)、
また失業率は3.9%(事前予想3.8%)と
わずかな差ですが

ほぼ2年ぶりの高水準となっており、
実態は見かけ以上に悪いと言えます。

これを受けて米FRB (日本で言う日銀)
は12月米FOMCで追加利上げを見送
り、昨年3月以来の利上げ局面を終了
するとの見方を金融市場は強めてい
ます。

また、 来年7月と想定されていた
利下げの開始時期についても、6月
へとわずかに前倒し予想
なりました。

【市場は楽観視…】

これを受けてドル円も軟化し、一時
1㌦=151円付近だったところから
再び140円台へと円高に振れました。

金融市場ではFRBの追加利上げの
可能性が後退したことで米国経済が
来年ソフトランディング(安定的な
経済減速)に向かうとの楽観的な
期待が浮上しています。

一方で雇用統計の下振れは、米国
経済が本格的な減速局面に向かい
つつある兆候との解釈もできます。

その判断が定まるにはまだ時間が
かかりますが、経済の下振れを示す
指標が今後も続くようであれば、

ハードランディングへの警戒も必要
となってきます。

先週の株式&為替相場(前週末比)

日経平均:31,949円(+958円)

ドル円:149.36円

NY株式:34,061.32㌦(+1,644㌦)

先週の日経平均株価

先週は3週ぶりの大幅上昇となりました。

10月31日の金融政策決定会合では長期
金利について1%を超える上昇を容認
する方針を打ち出した一方で、短期の
マイナス金利政策は維持したことで
株式市場にはプラスに捉えられました。

不安感が後退し買戻しが活発化して
います。

⇒1日の米FOMC (日本で言う金融政策
決定会合)では市場の予想通り政策金利
の据え置きが決まりました。無難に
通過したことで株高となっています。

今後の焦点は次回12月会合にて、
現行水準の5.25~5.5%水準で利上げ
終わるのか、もう一回の利上げがあるのかです。

【資金の流れ】
ディフェンシブ株 ⇒ 好決算株
円 ⇒ 米ドル

物価高に勝つ賃上げは
実現するのか


【解説】

労働組合連合は2024年春の賃上げ
目標を5%以上とする方針を決め
ました。

23年要求の5%程度から強い表現
変えましたが、高めの賃上げが
継続するには原資となる企業収益を
持続的に伸ばすことが前提となります。

【ポイント】

23年春の賃上げ率は3.58%と1993年
(3.9%)以来、30年ぶりの高さとなり
ました。

ただ物価高騰により、物価を考慮した
実質賃金は今年8月まで17か月連続
マイナスとなり物価高に賃上げが
追い付いてない状況です。

【今後の影響】

政府は従業員の給与を一定以上引き
上げる企業への優遇税制策を進めて
いますが、こうした政府支援を受け
ての賃上げに持続性があるかは疑問
です。

成長性の高い企業を増やしていく
政策の推進が望まれるところです。

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