2024年の大統領選はバイデンvsトランプ!? …結果別のリスクシナリオ

お金のコラム

こんにちは。

日々変化する経済の動向。
資産の運用や管理などにも
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今週もお金のミニコラムを
お届けします。

2024年の大統領選は
バイデンvsトランプ!?

…結果別のリスクシナリオ

2024年11月5日投開票の米大統領選は
再選を目指す民主党のバイデン大統領
に共和党候補が挑む構図となります。

共和党で最有力なのがトランプ前大統
領で、2020年選挙の再対決となる可能
性が高いです。

 

【トランプ氏勝利の場合…】

現時点の世論調査では24年大統領選で
バイデンVSトランプとなった場合、

重要な6つの激戦州のうち
5つで
トランプ氏が優勢との結果
出てい
ます。

もし仮にトランプ氏が再選した場合
懸念されるのが、中国との第二次貿易
戦争です。

トランプ氏が公約を列挙したAgenda47
には中国への関税大幅引き下げなどが
掲げられており対中強硬姿勢は明らか
です。

世界の経済二大国による対立は両国の
経済にダメージを与えるだけでなく、
日本経済および世界全体にも影響
及ぼすため24年以降の最大のリスク
なるとも言われています。

 

【バイデン氏勝利の場合…】

バイデン氏が再選を果たした場合は、
1期目の路線を概ね踏襲する見込み
です。

ただ大統領選と同時にある連邦議会の
上下両院選では、多数派が両院で異な
ねじれ議会が続く可能性が高いと

見られます。

現在もねじれ議会のもとで、バイデン
氏が重視するウクライナやイスラエル
への支援を含む法案は成立していません

民主主義国のリーダーである米国の
政治的内紛で機能不全が長引けば、
中国やロシアなど権威主義国家が
つけいる余地を与えかねません。

このように24年の大統領選はどちらの
結果でもリスク要因になりえそうです。

先週の株式&為替相場(前週末比)

日経平均:33,431円(-194円))

ドル円:146.86円

NY株式:36,245.50㌦(+855㌦)

先週の日経平均株価

先週は5週ぶりの下落となりました。

円安が一服し円高が進行したことが
日本株の主力である輸出関連株の
重荷になるとの見方から売り圧力が
強まっています。

ただ高値圏では利益確定売りが出やすい
ものの、底堅い景気を背景に日本株に
対する先高観は根強いと言えます。

⇒米国ではFRB (日本で言う日銀)高官の
発言などもあり、2024年前半の利下げ
開始を織り込
む動きが出てきています。

一時5%近くまで上昇していた米長期
金利は、およそ2か月半ぶりに4.3%を
割り込む場面もあり、

日米の金利差縮小から円高・ドル安の
動きとなりました。

【資金の流れ】
輸出関連株 ⇒ バリュー(割安)株
米ドル ⇒ 円

「12月は株高」のアノマリー、
今年の相場は?


【解説】

例年12月は株式相場が上昇する傾向が
強いと言われます。

年末にかけて株価が上がる「掉尾
(とうび)の一 振」やクリスマス
ラリーなどのアノマリー(科学的根拠は
薄いがそうなりやすいという経験則)が
あります。

【ポイント】

バブル崩壊後1990~2022年の33年間
では日経平均株価の12月勝率は64%
(21勝12敗)と上昇が際立っています。

一方今年は年初から11月末までに既に
3割近くの上昇となっており上値が重い
との指摘もあります。

【今後の影響】

ただ今年も12月株高を予想する声は
多い状況です。

米景気への先行き懸念があるなかで
日本に分散投資したい海外投資家が
増えていること、来年の新NISA利用に
よる資金流入を先回りした買いが入る
ことなどが理由です。

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本資料は資産運用の参考となる知識構築を目的としており、
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