トランプ新政権のキーパーソン!?…要職に抜擢されたイーロン・マスク氏
こんにちは。
日々変化する経済の動向。
資産の運用や管理などにも少しでも
役立ててほしいと思い、お金のミニ
コラムをお届けします。
目次
トランプ新政権のキーパーソン!?
…要職に抜擢されたイーロン・マスク氏
トランプ次期大統領は、選挙戦で巨額
の献金を行ったイーロン・マスク氏を
政府効率化省のトップに起用する考え
を示しました。
2026年7月4日までに設立を完了する
予定ですが、その実態と今後の影響は?
【DOGEの役割とは…】
政府効率化省(DOGE:Department
of Government Efficiency )は政府の
官僚主義を廃し、過度な規制を削減
し、無駄な支出を減らし、連邦政府
機関を再構築することを任務として
います。
DOGEという略称は、 マスク氏が後
押しする暗号資産のDOGE (ドージ)コ
インから取ったもの。
政府外からの助言や指導を行う政府
機関に対する諮問機関のような役割
で、ホワイトハウスや行政管理予算
局(OMB )を通じて大規模な 構造改革
を実施していくと説明されています。
マスク氏の企業経営の手腕が期待さ
れての抜擢となります。
【財政環境改善に期待が掛かるが…】
マスク氏は2022年後半にTwitter (現X社)
を買収した際、経営難に陥っていた状
況から従業員の約80%をリストラする
などし短期間で立て直した実績があり
ます。
また政府の民間企業に対する規制策や
無駄の多い歳出に強い不満を持ってお
り、
私なら連邦政府予算を2兆㌦(約308兆
円)削減できるとも述べています。
簡単ではないものの政府効率化省に
より歳出削減が進めば、財政環境の
改善により物価上昇や長期金利上昇
の抑制が見込まれます。
ただその場合は株安・ドル安の要因
にもなるため、今後の動向には注意
が必要です。
先週の株式&為替相場(前週末比)
日経平均:38,642円(-858円)
ドル円:154.00円
NYダウ:43,444.99㌦(-544㌦)
先週の日経平均株価
先週の日経平均株価は3週ぶりの下落
となりました。
米大統領選後のリスク選好ムードも一
巡し逆にトランプ新政権の負の側面も
意識され始めました。
為替市場では円安・ドル高が進んでい
るものの、日銀が利上げで円安を止め
るのではないかとの見方が浮上し、株
の買いを抑えています。
⇒米議会選では上院に続いて下院も共
和党が過半の議席を獲得しており、ト
リプルレッドが実現しました。
来年1月に始動するトランプ政権におけ
る減税や規制緩和などの景気刺激策が
意識される一方、財政悪化懸念が膨ら
むなど、期待と不安が混在した環境と
なっています。
【資金の流れ】
グロース株 ⇒ 好決算株
円 ⇒ 米ドル
熱い視線が注がれる
米エヌビディアの決算発表
【解説】
米半導体大手エヌビディアは20日、
24年8~10月期の決算発表を行いま
す。
時価総額は世界首位で株式市場に及
ぼす影響も大きい同社。
市場期待に応えることで人工知能(AI )
相場の宴が続くか、注目が集まってい
ます。
【ポイント】
売上高は前年同期比82%増の約329億㌦
(約5兆円)、純利益は87%増の約173億㌦
と高成長が見込まれます。
さらに市場が最も関心を寄せるのは24
年11月~25年1月期の業績見通しで、
好調を維持できるかが焦点です。
【今後の影響】
前回8月決算発表では業績が好調だった
にも関わらず、次期業績見通しにおいて
成長性鈍化が懸念され失望売りへ繋がり
約8%の暴落となりました。
過剰とも言える市場の期待に応えられる
かどうかが鍵となります。
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しており、投資勧誘を目的として作成したもの
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