参院選の焦点は石破首相の勝敗ライン!?…50議席以上の獲得が必要

お金のコラム

こんにちは。

日々変化する経済の動向。

資産の運用や管理などにも少しでも
役立ててほしいと思い、お金のミニ
コラムをお届けします。

 

参院選の焦点は石破首相の勝敗ライン!?

…50議席以上の獲得が必要

7月投開票の参議院選挙に市場の関心
が高まっています。

石破政権の支持率低下や東京都議選で
の自民党大敗などを受け、選挙結果次
第では波乱が起こりかねません。

7月20日の投票に向け現状をまとめま
した。

【自民・公明で50議席以上獲得が焦点…】

石破政権は既に衆議院で過半数を持た
ない少数与党です。

参議院選でも敗れるようであれば野党
との協力
連立拡大といった政権の枠
組みを拡げる可能性
が高くなります。

そうなれば与野党間の政策調整に手間
取り経済政策など政権運営に不透明感
が強まるため、株式市場にとっては下
落要因
となりかねません。

参議院の総定数248のうち、今回の選
での改選議席数は125です。

自民・公明両党は非改選で計75を確保
している ため、過半数を維持するには
今回50議席以上の確保が必要
です。

これが石破首相の勝敗ラインとなりま
す。

 

【過半数維持の予想が68%だが…】

日経が市場関係者へ行ったアンケート
では与党が非改選を含めて過半数を維
持するとの回答が68%
で、野党躍進の
可能性は低く自民が大敗する情勢には
ないとの予想
になっています。

ただ、コメ問題への対応で小泉農相登
板など自民支持率が持ち直した中で迎
えた都議選も大敗だったため、結果は
読めません。

仮に過半数獲得が出来なければ日経平
均株価は一時的に37,000円台まで下落
するとの見方もあります。

結果次第では日本政治の枠組みが変わ
りかねないため今回の参院選は注目度
が高く、投票まで3週間目が離せません。

先週の株式&為替相場(前週末比)

日経平均:40,150円(+1,747円)

ドル円:144.41円

NYダウ:43,819.27㌦(+1,613㌦)

 

先週の日経平均株価

先週の日経平均株価は大幅上昇、週末
金曜には4万円の節目を上回り年初来
高値を更新しました。

イスラエルとイラン停戦合意で地政学
リスクが後退したことで投資家心理が
一気に上向きました。

AI需要や米利下げ期待で、エヌビディ
アなど米ハイテク株が再び日米株式を
牽引する構図です。

⇒米国の金融政策についてはFRB(日
本で言う日銀)副議長の発言をきっか
けに早期利下げの期待が高まりました。

7月29~30日のFOMC(金融政策を決
める会議)での利下げ可能性も出てき
ています。

注目の米相互関税の一時停止期限(7
9日)も延長が見込まれています。

【資金の流れ】
ディフェンシブ株 ⇒ 半導体関連株
米ドル ⇒ 円

 

最後のフロンティアと呼ばれるアフリカ市場

【解説】

アフリカ市場は政情や制度、為替など
不安定で日系企業になじみの薄い市場
です。

それでも高い経済成長への 期待から、
この消費市場を取り込もうとユニ・
ャーム豊田通商などの日本企業
が体制を強化しています。

 

【ポイント】

アフリカの人口は2050年には25億人に
達し、世界の生産年齢人口の4人に1人、
15~24歳人口の3人に1人が アフリカ人
になると予測されます。

大きな経済成長が期待されており最後の
フロンティアと呼ばれています。

 

【今後の影響】

対アフリカ直接投資額では米国(560億
㌦)中国(420億㌦)
等と比べると日本
(95億㌦)
は大きく出遅れている状況で
す。

ただここ数年で日本の進出企業数は急増
しており、今後も有望投資先として重視

されています。

****

本資料は資産運用の参考となる知識構築を目的と
しており、投資勧誘を目的として作成したもの
ではありません 。

投資に関する最終決断に関してはご自身のご判断で
行ってください。なお記載あるデータおよび表現等の
欠落・誤謬につきまして、当社は責任を負いかね
ますのでご了承ください。

****

マイホームの購入、住宅ローン、
ライフプランのご相談は
おうちの買い方相談室名古屋西店まで
お気軽にご相談ください。

すべて無料で住宅購入の夢を
サポートいたします。

無料個別相談のご予約はこちらから