投資先としても魅力の高まるインド!? …成長要因と今後の課題
いまや中国を抜いて世界最大の
人口大国となったインド。
市場、生産拠点、そして投資先として
世界中が注目しています。
インド経済の成長要因と今後の
課題についてまとめてみました。
目次
世界で最も成長する国
2023年1月から7月にかけてインド
人口は660万人(千葉県の人口を超える
規模)も増加しており、4月には中国を
抜き人口世界一となりました。
少子高齢化が進展している先進国とは
対照的に人口の約半分が30歳未満で
あり膨大な購買力と豊富な労働力を
生み出すことから、
今後世界で最も急成長する国と
見込まれています。
IMF (国際通貨基金)の予測によると、
2027年には日本とドイツを抜き、
米国と中国に次ぐ世界3 位の
経済大国になる見通しです。
日本企業も進出を続けており、
拠点数は15年前から5.7倍に増えて
います。
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雇用創出が課題
世界的にも高く評価されている
IT産業の技術能力に加え、製薬産業も
飛躍的に成長しています。
現在では 200以上の国・地域に
安価な後発薬を輸出する
世界最大の後発薬供給国と
なっており、
実際に米国の医薬品利用数量の
4割がインドで生産されています。
一方で生産効率の面には課題が
残ります。
インド政府の統計では就業者の46%は
依然として農業部門であり、製造業
部門はわずか12%となっています。
生産性が低い農業部門から、
より生産性の高い工業やサービス
部門へ労働移動を促す雇用創出が
飛躍のポイントとなります。
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先週の株式&為替相場
(前週末比)
日経平均:29,157円(+301円)
ドル円:134.88円
NY株式:33,674.38㌦(-424㌦)
先週の日経平均株価
先週は大幅上昇し節目の29,000円を
上回りました。
米金融機関の破綻や大型連休前の
利食い売りに押される場面でも、
そのあとに押し目買いが入り
前週からの上昇基調が続きました。
今週は任天堂やトヨタなど主要銘柄の
決算発表を控えており結果に注目が
集まります。
⇒米国株式市場は大幅下落と
なりました。
注目された米FOMC (金融政策を
決める会議)では0.25%の利上げ&
今後の利上げ打ち止めが示唆される
など予想通りの内容でした。
一方新たに銀行破綻が起きた事で
地銀の経営不安が再燃しており
景気先行き懸念が高まっています。
【資金の流れ】
金融株 ⇒ 好決算株
円 ⇒ 米ドル
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米利上げ打ち止めの可能性とドル円見通し
【解説】
米FRB (日本で言う日銀)は5月2日・
3日のFOMCにて0.25%の利上げを
決めました。
これで10会合連続の利上げとなり
政策金利の水準は5.0~5.25%と
なりました。
同時に利上げ打ち止めのメッセージも
出されました。
【ポイント】
5月1日には米地銀
ファースト・リパブリックバンクが
破綻するなど銀行システムへの不安が
再燃しましたが、
直近の物価上昇が目標値の2%を
大幅に上回っていることから
引き続き物価の安定回復に比重を
置いた形です。
【今後の影響】
次回(6月)FOMCでは
利上げを停止する見込みです。
金融市場では年後半(早ければ9月)にも
利下げが実施され年内には合計で
0.5~0.75%の利下げがあるものと
予想されており、
今後の円高ドル安要因となります。
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本資料は資産運用の参考となる知識構築を目的としており、
投資勧誘を目的として作成したものではありません 。
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欠落・誤謬につきまして、当社は責任を負いかねますので
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