日銀のマイナス金利解除は 4月か10月か!?

お金のコラム

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日々変化する経済の動向。

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役立ててほしいと思い、お金のミニ
コラムをお届けします。

日銀のマイナス金利解除は
4月か10月か!?

…異なる市場予想の根拠

1月23日の金融政策決定会合で日銀は
政策変更を見送り、マイナス金利解除
時期についても明示しませんでした。

ただ物価目標達成の確度は高まって
いるとの認識も示した為、解除時期
が早まったと見られます。

【4月解除予想の根拠…】

市場予想では4月の金融政策決定会合
でマイナス金利が解除されるとの予想
が大半を占めています。

日銀は解除の条件を賃金と物価の
好循環が確認されることとしています。

春闘で(主に大企業の)賃上げを確認し
労働コストの価格転嫁状況などを複合
的に判断した上で解除に踏み切るとの
予想が多くなっているようです。

また今回の植田総裁の会見では記者
から4月のマイナス金利解除を前提と
した質問が多く出たものの、 植田
総裁がそれらの前提を否定しなかっ
たことも4月解除予想の根拠になって
いるようです。

【一部では10月解除も予想される…】

一方でマイナス金利解除は10月との
予想もあります

米FRB(日本でいう日銀)は今年春
ごろから年央にか けて利下げに踏み
切ると見られますが、日銀が円高の
リスクに配慮することも考えられます。

米FRBは年内 3回程度の利下げを予定
していますが、予定通りいけば秋頃に
はとりあえず一服していると考えられ
ます。

それを待って日銀がマイナス金利政策
解除に踏み切るとすれば、そのタイ
ミングは早くて今年10月の決定会合
となります。

ただいずれにしろマイナス金利解除は
今後の利上げにも繋がるため、注視が
必要です。

先週の株式&為替相場(前週末比)

日経平均:35,751円(-212円)

ドル円:148.08円

NY株式:38,109.43㌦(+246㌦)

先週の日経平均株価

先週は小幅下落となりました。

週前半は半導体関連株がけん引して
大幅上昇、 一時36,900円台まで
水準を切り上げました。

ただ37,000円に迫りながらも
超えられずに失速したことで
上値が重くなり、週後半には
利益確定売りに押される形で
下落していきました。

⇒注目された日銀金融政策決定
会合では、大方の予想通り金融
政策の現状維持となりました。

ただ植田総裁会見ではマイナス
金利解除だけでなく、早期のゼロ
金利解除が示唆されました。

日本においても利上げ転換が現実
味を帯びてきており、今後の日銀
動向には要注目です。

【資金の流れ】
内需株 ⇒ 半導体関連株
円 ⇒ 米ドル

米大統領選がESG投資の
向かい風になる可能性

*ESGとは…
Environment(環境)、Social(社会)、
Governance(企業統治)を考慮した
投資活動や経営・事業活動
を指す。

【解説】

いまテキサス州やフロリダ州などで
反ESGの流れが強まっています。

それにより投資家は2023年1月~9月
にESGファンドから140億㌦(約2.2
兆円)
資金を引き揚げたと見られ
ています。

 

【ポイント】

仮にトランプ氏が再選すればパリ協定
からの離脱が予想されます。

EVやクリーンエネルギーへの優遇措置
廃止可能性も高く、政府の気候変動
対策は大きく転換します。

そのなかでは反ESG政策の勢いが増すと
見られます。

 

【今後の影響】

ただしS(社会)やG(企業統治)の
重要性については広く認識されており、

多くの企業は言葉や表現を変えつつも
ESGの取り組みを進めている
現状です。

そのためESG投資自体が廃れていくと
いうことは無さそうです。

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