その契約ちょっと待った!予算の決め方は大丈夫!?
こんにちは(^^♪
おうちの買い方相談室の岩本です。
今年に入りまだ1か月なんですが、
「ハウスメーカーと契約をしたけど、
今になって予算が心配… 」
というご相談を既に2件も承ってい
ます。
住宅予算の確認が契約後というのは、
あまりにもタイミングが遅いです(~_~;)
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ハウスメーカーとの契約行為という
のは、「この金額で家を建てます!」
という約束ごとです。
契約後に、
「やっぱり〇〇〇〇万円に
してください」は難しいです。
変更契約をして、契約の内容に変更を
加えることはできますが、うまく調整
できるとは限りません。
必ず何かが犠牲になります。
契約をした後に後悔しないためにも、
家が建ってから後悔しないためにも、
家づくりの予算の確認は、
契約をする前に、自分たちに
とって安心できる予算におさまって
いるか必ず確認をしましょう。
もちろん契約間にするべき確認事項は
たくさんありますが、
予算の確認はダントツで
重要事項です。
今日は、その重要な予算を決める上で
大切にしてほしいポイントを解説します。
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目次
予算を決める上で
大切にしてほしいポイント
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①現状把握をしっかりとする
住宅予算を決めるときに、まず初めに
すべきことはこれです。
ここを確認せずして先に進んでは
いけません。
これは現在の我が家の家計状況を把握
するという作業です。
我が家の家計は今現在、黒字なのか?
赤字なのか?
黒字であればどれくらい黒字なのか?
一年間でどれくらい貯金できているのか?
です。
-
②今後の生活でやりたい事の
予算を取る
大前提として①を確認できたという
前提で、やっとステップ②に進めます。
ここでやるのは、今後どんな生活を
していきたいか?
今から何にどれくらいお金がかかる
か?です。
例えば教育資金。
多くの場合、子どもの教育資金と
向き合う訳ですから、その準備は
絶対に必要ですよね?
子供の教育資金準備は、
・高校までで良いと思っているのか?
・大学の学費まで準備してあげたいか?
・県外の大学に行きたい場合の家賃の
仕送りは?などなど。
これらの学費準備は急には捻出でき
ないので、住宅ローンの返済と同時
進行でしっかりと積み上げていく
必要があります。
親として果たしたい役割を計画的に
準備しましょう。
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自動車の買換えも、生涯で考えると
かなりの金額になることが多いです。
例えば約300万円の自動車の乗り
換えを10年ごとに、老後まで乗り
換えがあと3回と計算しても、
300万円 × 3= 900万円
結構な金額になりますよね。
この自動車を乗り換えていく支出も、
住宅ローン返済と同時進行でやりくり
していかなければいけません。
旅行にも行きたいですよね。
素敵な家が建った良いけど、
住宅ローンが重くて、夏休みにどこ
にも行けない…
なんて生活を望む人はあまりいないです。
「夏休みには毎年ディズニーランドに
行きたいな!」
と望むのであれば、
それらを実現できるような家計のやり
くり、住宅ローン返済をしなければ
なりません。
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あと、これは少し予算どりの計算が
難しいのですが、老後生活費の確保も
避けて通れません。
今現在の生活は働くことによって
得られるお給料で成り立っていま
すが、いずれ私たちは退職をし、
退職後に得られる継続的な収入は
年金のみになります。
その年金だけで満足のいく生活が
できるという発想の人は、もう
ないはずです。
個人年金保険で老後生活費の不足
を補ったり、iDeCoやNISAを活用
して老後への備えをしたり、
準備方法は様々ですが、これらも
住宅ローンの返済と同時進行で
やっていく必要があります。
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③住宅ローンも視野に入れて
予算を決める
これもすごく重要です。
3,000万円の家を買うときに、
現金3,000万円で購入する人は、
この家をいくらで購入できるか?
というと、3,000万円です。
(当たり前のことですね(^^;;)
ところが、多くの人は住宅ローンと
向き合って住宅購入をします。
ということはこの家は3,000万円で
手に入れるのではなく住宅ローンの
利息分を上乗せして購入する
訳です。
フルローン想定で計算してみると、
住宅ローン金利が1%、返済期間35年
だった場合、
35年分の総支払利息は約550万円にも
なります。
ということは3,000万円の家の
購入価格は、
3,000万円+550万円=3,550万円
金利が1%だったらまだ良い方です。
金利2%で計算してみると、
総支払利息は、約1170万円。
住宅購入価格は、
3,000万円+1,170万円=4,170万円
金利3%で計算してみると、
総支払利息は、約1,850万円。
住宅購入価格は、
3,000万円+1,850万円=4,850万円
金利の条件でかなり変わって
しまいます。
現金で買う人以外は、3,000万円の
家は、3,000万円では手に入らない
のです。
住宅ローンの金利も視野に入れた予算を
決めないと、あとから後悔することに
なりかねません。
注意しましょう。
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住宅予算を決めるうえで大切な
ポイントを解説させて頂きました。
他にも上げればきりがないのですが、
少なくとも今回挙げた3つのポイントを
しっかりと確認しながら、住宅の予算と
向き合うことをお薦めします。
私たちの店舗では専門の
ファイナンシャルプランナーが、
皆さんそれぞれの家族にあった
予算の決め方をしっかりとアドバイス
します。
ハウスメーカーと契約をする前に、
是非、お立ちよりください。
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おうちの買い方相談室 名古屋西店
岩本貴久