中東情勢悪化による原油高!?…円安と重なり家計への影響が懸念

お金のコラム

こんにちは。

日々変化する経済の動向。

資産の運用や管理などにも少しでも
役立ててほしいと思い、お金のミニ
コラムをお届けします。

中東情勢悪化による原油高!?

…円安と重なり家計への影響が懸念

足元では原油価格の上昇が顕著に
なってきています。

その背景には中東情勢の緊迫化と
いった地政学リスクの高まりがあ
ります。世界経済には逆風となり、
日本にも輸入物価高の悪影響が考
えられます。

 

【世界経済の逆風に…】

イスラエルが4月1日にシリアの
イラン大使館周辺を空爆しました。

これを受けてイランがイスラエル
への報復を表明したことで、一気
に緊迫感が高まりました。

昨年10月のイスラエルとハマスの
衝突以降、戦火の拡大が原油価格
上昇に繋がることが警戒されてき
ましたが、そうしたリスクが現実
となってきました。

原油価格の上昇は物価の安定回復
の妨げとなり各国中央銀行の金融
緩和を遅らせる要因となることで、
世界経済の逆風となります。

また米国でもエネルギーコスト上昇
がインフレ高止まりの一因となって
います。

【スタグフレーションへの懸念も…】

日本においては原油価格上昇と円安
が重なることで、他国以上に物価上
昇圧力が高まる可能性があります。

こうした物価環境の下では、日銀の
追加利上げが前倒しで実施される可
能性も高まります。

そうなると好調な日本株の足かせ
なるほか、住宅ローン変動型の適用
金利上昇から家計にも悪影響が出て
きます。

また物価高の長期化は個人消費の
低迷を長期化させ、

スタグフレーション(インフレだけど
景気が悪い環境)を助長します。

このように中東情勢の悪化は決して
対岸の火事ではなく、その動向には
注視が必要です。

先週の株式&為替相場(前週末比)

日経平均:39,523円(+531円)

ドル円:153.28円

NY株式:37,983.24㌦(-921㌦)

先週の日経平均株価

先週は3週間ぶりの上昇となりま
した。利下げ期待の後退から米国
株が大幅安となり日経平均株価も
下値を切り下げたものの、

大崩れをすることなく底堅い動き
となりました。

1㌦=153円台まで円安が進んだ
ことで輸出関連企業の
業績改善が
意識され相場を支えました。

⇒注目されていた米3月CPI (消費者
物価指数)は市場予想を上回り、雇用
統計に続いて根強い
インフレが改め
て確認されました。

米長期金利は4.5%台後半の水準まで
上昇しており、日米金利差拡大から
ドル高円安となっており、日本の輸入
物価高への警戒感が高まっています。

【資金の流れ】
内需株 ⇒ 輸出関連株
円 ⇒ 米ドル

根強い米国のインフレ、
利下げ期待は後退し円安に
拍車がかかる

 

【解説】

10日の外国為替市場で円相場が
1㌦=153円台と34年ぶりの円安
水準をつけました。

ドルは円以外の主要通貨に対しても
全面高となっており、仮に日本政府
が円買いの為替介入を実施しても
効果は一時的になりそうです。

 

【ポイント】

米雇用統計やCPI (消費者物価指数=
インフレを計る指標)が予想以上に
強くインフレへの警戒感が高まって
います。

インフレを増幅しかねないため利下
げ時期は後ずれすると見られており、
ドル高円安に振れています。

 

【今後の影響】

当初予想されていた6月米利下げの
可能性はほぼ消滅したと見られ、
9月の利下げ開始が市場のメイン
シナリオ となりつつあります。

一方で円安抑制のために、日銀が
早期に追加利上げに踏み切る可能性
も出てきています。

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本資料は資産運用の参考となる知識構築を目的と
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