人口減少と少子高齢化には改善の兆しが見えぬまま!?…大相続時代の到来

お金のコラム

こんにちは。

日々変化する経済の動向。

資産の運用や管理などにも少しでも
役立ててほしいと思い、お金のミニ
コラムをお届けします。

 

人口減少と少子高齢化には改善の兆しが見えぬまま!?

…大相続時代の到来

2025年も半年が過ぎようとしています。

兼ねてより懸念されていた2025年問題
については今のところ目に見えた変化
は無いように感じます。

ただ大相続時代を迎えようとしている
ことは間違いありません。

【香川県人口分の人が減っていく…】

数年前から取り沙汰されてきた2025年
問題。

日本の人口構成で最も厚みを持つ団塊
の世代(約800万人) 全員が75歳以上
に到達し後期高齢者となることで、社
会に表れてくる様々な問題のことです。

後期高齢者は2150万人に達し総人口の
5人に1人は後期高齢者となりました。

一方、2024年の出生数は約68.6万人で
過去最少となり、出生数から死亡数を
差し引いた人口減少は91.9万人=ほ
ぼ香川県の人口)となるなど人口減少
と少子高齢化には未だ改善の兆しが見
えません。

またそんななかで相続への関心も高ま
っています。

【大相続時代の到来…】

少若多老時代の到来は大相続時代の
到来でもあり、今後10~20年の内に
高齢者が保有する大量の金融資産や
不動産が子世代に引き継がれていき
ます。

過去の調査では相続・贈与が最も多
くなるのは相続人が50代~ 60代の時
で、相続資産の全体平均は2346万円
(相続人一人につき)となっていま
す。

資産を渡す側の人口が多く資産を受
け継ぐ側の人口が少ない現在は、こ
れまで以上に家計にまとまった資産
が入ってくる可能性が高くなると言
えます。

相続もライフプランやマネープランに
しっかり組み込むことは重要かも知れ
ません。

先週の株式&為替相場(前週末比)

日経平均:37,834円(-224円)

ドル円:144.14円

NYダウ:42,197.79㌦(-565㌦)

 

先週の日経平均株価

先週の日経平均株価は92円上昇
小幅高となりました。

良好だった米5月雇用統計が米国株
式の買い材料になったことを受け
本株も週初に上昇しました。

一時38000円の節目を超えましたが
週半ばの高値をピークにその後失速、
週末には中東リスクが意識されてこ
ともあり急落しました。

⇒イスラエルは日本時間13日午前中
にイランの核施設を攻撃したと発表
しました。

米国は関与しておらず単独行動と見
られています。イランも報復攻撃を
行い、その後互いに攻撃姿勢を維持
しており紛争は拡大の一途を辿って
います。

昨年4月同様に市場の混乱を招いてい
ます。

【資金の流れ】
値がさ株 ⇒ ディフェンシブ株
円 ⇒ 米ドル

9月米利下げ期待への高まりと薄まるトランプ関税への警戒感

 

【解説】

今年4月のトランプ・ショック以降、
日経平均は38000円あたりで上昇を
阻まれており先週も突破出来ません
でした。

引き続きトランプ関税へ警戒感は残
るものの、一方で米国利下げ再開へ
の期待感も高まっています。

 

【ポイント】

トランプ関税に関してはTACO(=トラ
ンプはいつも怖気づいて撤退する、を
意味する造語)の理論で楽観ムードが
生まれやすくなっています。

ただ自動車の追加関税を更に引き上げ
る可能性がある点は懸念材料です。

 

【今後の影響】

市場では9月米FOMC (金融政策を決め
る会合)までに利下げ再となる確率75
%と予想されています。

更に年内2回の利下げが予想されており
期待感から米国株は上昇しています。

今月の6月FOMCの内容にも注目です。

 

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本資料は資産運用の参考となる知識構築を目的と
しており、投資勧誘を目的として作成したもの
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