円建てステーブルコインの発行!?…個人の国際送金において高いニーズ

お金のコラム

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日々変化する経済の動向。

資産の運用や管理などにも少しでも
役立ててほしいと思い、お金のミニ
コラムをお届けします。

 

円建てステーブルコインの発行!?

…個人の国際送金において高いニーズ

電子決済を手掛けるベンチャーJPYC
は日本円と価値が連動する円建ての
ステーブルコインを今年9月にも発行
する方針を明らかにしました。

またマネックスも発行を検討してお
り、今後市場拡大が見込まれます。

【クレカ決済や銀行送金を上回る?…】

米国ではステーブルコイン発行を規制
するGENIUS法今年7月に成立しま
したが、日本では既に23年6月に改正
資金決済法により法整備
されています。

これによりステーブルコインは暗号資
産(仮想通貨)とは 区別され法定通貨
(=円)を裏付けとする電子決済手段
として法的に定義
されます。

JPYCは3年間で1兆円 のステーブルコ
インの発行を目標に据えており、将来
はクレジットカード決済や銀行の送金
ネットワークを 大きく上回る規模に
発展するとされます。

特に個人の国際送金において高い利用
ニーズ
が見込まれています。

【他の手段に比べ手数料が安い…】

海外にいる留学生への仕送りや、外国
人労働者による母国家族への送金など
個人の国際送金では高い手数料 (例
えば200㌦を送金する場合2013年~
19年の平均で送金額の17.5%)がネッ
クになります。

ステーブルコインの場合、発行者は
有する裏付け資産(=円建て債券)か
ら利子収入が得られる
ため利用者の手

数料を大きく抑えることができます。

ただJPYCが登録された第二種資金移
動業では送金は一回あたり100万円ま
でしか認められないため企業間決済
での利用には制約
が生じます。

この点は利用拡大への課題と言えます。

先週の株式&為替相場(前週末比)

日経平均:43,018円(+300円)

ドル円:148.17円

NYダウ:45,400.86㌦(-144㌦)

 

先週の日経平均株価

先週の日経平均株価は前半軟調
半堅調で週間では小幅高となりまし
た。

週初は中国アリババ による新型AI半
導体開発のニュースを受け半導体関
連が続落、加えてトランプ関税に対
する違憲判断が下されたことも不安
視されました。

ただ週後半には堅調さを取り戻し
昇となりました。

⇒米国株式市場ではFRB(日本で言う
日銀)の利下げ期待が高まっています。

週末発表された米8月雇用統計は市場
予想を大きく下回る結果となり雇用の
減速が鮮明となりました。

これを受け9月利下げは確実さを増し
ており、年内2回ないし3回の利下げ
も予想され始めています。

【資金の流れ】
割安株 ⇒ 成長株
円 ⇒ 米ドル

石破首相辞任により自民党総裁選挙実施へ

【解説】

7月の参院選での大敗などで党内から
高まっていた退陣を求める声(いわ
ゆる石破おろし)を受け、石破首相
は 7日夜の記者会見で辞任する意向
を明らかにしました。

これに伴い自民党総裁選挙が実施さ
れることになります。

 

【ポイント】

自民党総裁選挙の立候補者に関して
は、去年の総裁選で石破首相と争っ
た8人の候補者が軸
になるとみられま
す。

なかでも決選投票で争った高市早苗
や次いで多くの得票を得ていた
泉進次郎氏
などが有力視されていま

す。

 

【今後の影響】

金融緩和など積極財政を打ち出す高
市氏が総裁となれば、短期的には株
価上昇の材料
となりそうです。

一方で 緊縮派(財政の均衡を最優先)
の小泉氏有力との見方が広がれば、
株価の上値が重くなることも予想
れます。

 

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