住宅ローンを借りなくても減税は受けられる!?投資型減税とは!?
住宅購入を考えている皆さま
『投資型減税』という制度について
聞いたことはありますか?
様々な条件がありますが、
工夫次第で活用できる
『投資型減税』に
ついてご紹介します。
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こんにちは(^^♪
おうちの買い方相談室
名古屋西店の岩本です。
6月になりまた一層暑くなりましたね。
夏はもうすぐそこです^^
今日のテーマは『投資型減税』です。
ほとんどの方の住宅購入計画は
住宅ローンを借りて家を買いますが
その際に活用できるのが住宅ローン減税です。
誰もがご存じの、住宅ローンを借りて
家を買う人のための支援制度です。
では、住宅ローンを一切利用せず
自己資金のみで住宅購入をする場合、
住宅ローン減税は全く
活用できないのでしょうか?
答えはそのとおりです。
その変わりに活用できるのが
「投資型減税」です。
目次
投資型減税とは?
![](https://www.nagoya-ouchi.net/wp-content/uploads/2022/06/22234960_s.jpg)
この制度は、
自己資金のみで住宅購入をする場合に、
購入する住宅の性能が一定の基準を
満たす場合に活用できる減税制度です。
実際に自己資金のみで住宅購入するケースは
少ないのでほとんどの方は該当しません。
例えば、夫婦二人で住宅購入をする際、
ご主人様が住宅ローンを組み、
奥様がある程度の現金を出す
という計画にすると、
奥様がこの「投資型減税」を受けられます。
このように工夫することで
活用できるチャンスはありますね。
この投資型減税、
どのような性能が求められるか?というと…
この制度そのものの主旨は、
耐久性に優れた住宅、
省エネルギー性に優れた住宅を取得する場合、
一般的な住宅取得とのコストの差額分を
減税で支援しましょうというものです。
具体的には
・認定長期優良住宅
・認定低炭素住宅
が対象になります。
このどちらかの基準を満たす住宅を
自己資金のみで取得することで
「投資型減税」が受けられます。
控除額は最大で65万円で1年限定、
一度きりの控除です。
投資型減税の計算方法
![](https://www.nagoya-ouchi.net/wp-content/uploads/2022/06/22396880_s.jpg)
長期優良住宅または低炭素住宅の
基準を満たすために発生する
上乗せの工事費用(性能強化費用)の
10%を控除する、という計算をします。
性能強化費用は、
次のような計算で算出します。
性能強化費用 =
住宅の床面積 × 45,300円/㎡
(上限650万円)
投資型減税
控除対象 限度額 |
控除期間 | 控除率 | 控除 限度額 |
650万円 | 1年 | 10% | 65万円 |
例:住宅の床面積が130㎡の長期優良住宅を、
自己資金のみで購入した場合
130㎡ × 45,300円/㎡
= 5,889,000円
5,889,000円 × 10%
= 588,900円
(限度額65万円)
588,900円が投資型減税の対象となり、
所得税から控除されます。
1年限りの控除ですが、
その年だけで全額控除しきれない場合は、
残りは翌年の所得税から
控除を受けることができます。
※住宅ローン減税の場合は
翌年の住民税からの控除で
限度額が設定されていますが、
投資型減税は対象が所得税で
限度額の設定はありません。
尚、現在のところ、
この制度の適用期間は
令和5年12月31日までに居住開始
となっています。
(再度延長の可能性あり)
賢い住宅購入のコツを教えます!!
![](https://www.nagoya-ouchi.net/wp-content/uploads/2022/06/019.jpg)
住宅ローン減税のほうが
当然効果も大きいのですが、
自己資金のみで住宅購入する場合でも
このような制度をしっかりと活用して
賢く住宅購入を進めましょう。
おうちの買い方相談室 名古屋西店では、
住宅購入のプロが住宅を正しく購入する
お手伝いをさせていただきます。
すべて無料でサポートを
させていただきますので
ぜひお気軽にご相談くださいね。
おうちの買い方相談室 名古屋西店
ファイナンシャルプランナー(FP)
岩本 貴久