共働き世帯とペアローン
昭和から、平成、令和を迎え、
私たちの働き方にも変化があり、
共働き世帯が増えています。
今後はさらにそのような家庭が
増えてくることが予想されます。
家計を夫婦で支えるようになると、
住宅ローンの借り方についても、
選択肢が生まれてきており、
ペアローンを利用する世帯も
増えているように感じています。
ペアローンは借入額を大きくできる
一方で、ライフプランに変化があった
場合にデメリットも生じます。
そこで、ペアローンのメリット、
デメリットについてご紹介します。
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目次
ペアローン
ペアローンとは一つの物件に
夫婦など複数の債務者が1本ずつ
住宅ローンを借りる方法です。
夫婦だけでなく親子、婚約者、
事実婚、同性パートナーなど、
一定の基準でペアローンを認める
金融機関もあります。
別々のローンとなるため、
住宅ローン控除もそれぞれが
受けれます。
一方、複数人の収入を合算して
1つのローンを借りる方法も
あります。
後者の場合、主に返済を担う
債務者の返済力がより重視
されるのが一般的ですが、
ペアローンは債務者がそれぞれ
ローンを借りるため、それぞれが
債務を返済できる安定収入が
必要となります。
ペアローンの利用率は全世帯で
10%弱程度ですが、
20代の世帯では倍程度の利用が
あるようです。
また、ペアローンの借入金額は
20代世帯では、単独ローンに加えて、
かなり大きくなっているようです。
資金の少ない20代で多く利用
されている制度であると言えます。
また、20代は、夫婦共働きである
可能性も高く、利用されていることも
考えられますね。
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ペアローンのメリット、デメリット
ペアローンのメリット、
デメリットを見ていきます。
【メリット】
・単独に比べて高額なローンを
借りることができる
- ・住宅ローン控除を夫婦それぞれが
受けることができる - ・住宅ローンの借入額や金利タイプ、
期間を夫婦それぞれが選択できる
【デメリット】
- ・働き方に変化があった場合に、
返済が厳しくなる - ・働き方の変化により住宅ローン控除や
借り換えに影響がでることも - ・離婚した場合の対処
- ・配偶者が死亡しても自分自身の
ローンの返済は残る
共働き世帯の場合、ペアローンは
借入額の増額や住宅ローン控除を
最大限生かすことができる可能性が
あるなどメリットが大きいものです。
しかし、現時点では見えていない
将来のライフプランの変化に伴う
リスクがあることを頭に置く必要が
あります。
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