万博を機に注目を集める再生医療技術!?…投資テーマとしても有望視

お金のコラム

こんにちは。

日々変化する経済の動向。

資産の運用や管理などにも少しでも
役立ててほしいと思い、お金のミニ
コラムをお届けします。

 

万博を機に注目を集める再生医療技術!?

…投資テーマとしても有望視

「いのち輝く未来社会のデザイン」を
テーマとして開幕した大阪・関西万博
を機に日本の再生医療技術が注目を集
めています。

株式市場においても再生医療技術を持
つスタートアップ株に資金が向かって
います。

【万博開幕前からの目玉…】

様々なメディアにも取り上げられ、90
分待ちの行列が出来るほどの人気ぶり
となっているのがiPS細胞から作った
直径2cm強の心臓のミニチュアです。

培養液のなかでドクドクと細かく拍動
し、ただの模型ではないことを実感さ
せます。

昨年9月に報道陣に公開され、万博開
幕前から有力展示として大きな話題を
呼んでいました。

これに連動して、トランプ関税による
逆風が吹くなかでも、再生医療分野関
連の株価は万博開幕の近づく3月頃か
ら上昇基調をたどり、4月13日の開幕
ごろまでかけて約2~3割上昇する様な
株もありました。

【成長の期待される有望市場…】

iPS細胞はもともと2006年に、京都
大学の山中信弥教授が発見した日本
の技術です。

ただiPS細胞を使った再生医療技術
の安全性検証などに時間がかかり
その間に海外の企業や大学も研究を
進めたことで、日本の存在感は薄れ
つつありました。

そうしたなか、万博は日本の再生医
療技術を世間に再注目させるきっか
となりました。

再生医療製品の市場は20年時点で約
7000億円ですが、30年には約7兆円
35年には10兆円に迫ると予測される
超有望市場です。

この市場成長を担っていくような日
本勢の姿を期待したいところです。

先週の株式&為替相場(前週末比)

日経平均:37,503円(+672)

ドル円:146.18円 

NYダウ:41,249.38㌦(-68㌦)

 

先週の日経平均株価

先週の日経平均株価は5週連続の上昇
となりました。

大型連休明けの市場は前週の強さ
維持し、37,000円の壁を突破
まし
た。

米国と英国が貿易交渉で大枠合意
至り、米中交渉にも期待が高ま
った
ことや、為替市場で円安が進
行した
ことにより輸出株が上昇
たことな
どが要因です。

⇒米トランプ政権の関税策を巡る各
国間との貿易交渉の進展期待が日米
株式相場を下支え
しています。

特に注目される米中協議について
貿易摩擦を和らげるような協
定が結
ばれれば株価上昇の期待が高まる一
方、物別れに終わればび警戒感が
高まる可能性
があります。

【資金の流れ】
ディフェンシブ株 ⇒ 輸出関連株
円 ⇒ 米ドル

利下げを急がない米FRBにより円安ドル高が進行

 

【解説】

米FRB(日本で言う日銀)は5月の
FOMC(金融政策を決める会議)で
事前予想通りに3会合連続で政策金
利の 据え置きを決めました。

改めて利下げを急がない姿勢を見せ
たことで為替市場では円安ドル高
進行しました。

 

【ポイント】

パウエル議長は記者会見において、
経済は堅調ながらトランプ政権の関
税策は依然として不確実性が高く先
手を打てる状況ではないと述べまし
た。

トランプ大統領からの利下げ要求に
は応じず様子見姿勢を強めています。

 

【今後の影響】

米金融政策において最も重要視され
ているのは雇用統計です。

5月分雇用統計で関税策による景気悪
化の兆候が確認され、6月分雇用統計
でそれがさらに加速すれば、7月のFO
MCで利下げが実施されると予想され
ています。

 

****

本資料は資産運用の参考となる知識構築を目的と
しており、投資勧誘を目的として作成したもの
ではありません 。

投資に関する最終決断に関してはご自身のご判断で
行ってください。なお記載あるデータおよび表現等の
欠落・誤謬につきまして、当社は責任を負いかね
ますのでご了承ください。

****

マイホームの購入、住宅ローン、
ライフプランのご相談は
おうちの買い方相談室名古屋西店まで
お気軽にご相談ください。

すべて無料で住宅購入の夢を
サポートいたします。

無料個別相談のご予約はこちらから