新婚さんが陥りやすい住宅購入の失敗事例

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こんにちは(^^♪おうちの買い方相談室の岩本です。

まだまだ寒い日が続きますね(^^♪

さて今日のテーマは「新婚さんの住宅購入」についてです。

 

結婚してすぐに住宅購入を検討されるご夫婦が増えています。

家賃がもったいないなどの理由が多いのですが、

 

中には

「結婚と同時に新居での生活をスタートさせたい!」

ことから、

入籍の前から住宅購入計画を進めるカップルも少なくありません。

 

経済的に合理的な考え方ではありますが、軽率な判断は禁物です。

新婚さんならではの失敗に陥ることもあるので注意が必要です。

 

今からその新婚さんの住宅購入時における注意点をいくつか紹介します。

 

住宅購入において新婚さんならではの決定的な課題は

「生活費がどれくらいかかるか把握できていない」ことです。

 

独身でかつ実家暮らしをしていると、生活費という意識自体が低いです。

 

一般家庭の光熱費がどれくらいかかるか?

家族の一か月あたりの食費は?

日用品雑費ってどれくらいかかるもの?

 

など経験がないため、想像もつかないという感覚の人も多くいます。

仕方のないことなのですが、

こういう生活費感覚はやはり結婚をし、夫婦の生活をスタートして経験を積むことで身につくものです。

 

自分たちがどれくらいの生活費水準であれば、満足のいく生活が送れるのか?

〇〇〇〇万円の住宅ローンの返済と同時進行で、どれくらいの家計のやりくりができるか?

 

という感覚がないと、家の予算、住宅ローンの借入額を決めるのにしても

自分たちではなかなか正しい判断ができません。

 

もちろん、その部分の課題をお手伝い、解決するのが私たちの役割でもあるのですが、

それにしても、まだ生活費感覚がない状態でマイホーム予算を決めるのは不安です。

 

不安要素は他にもあります。

例えば生命保険。

独身時代から生命保険のことを真剣に考えている人は少ないです。

 

結婚を機に、

出産を機に、

新築を機に、

 

というように、何か人生の節目をきっかけに生命保険のことを

多くの方は真剣に考え始めます。

 

独身のときや、結婚してまだ間もないときは、

さほど生命保険に対する興味関心も低いですよね。必要度が低いからでしょう。

 

これも仕方のないことなのですが、

かといって一生涯生命保険をいっさいかけないという人は稀です。

 

例えば、新婚当時は夫婦ともに生命保険を全くかけてなかった場合、

その時点では生命保険への支出額(負担額)は“0円”です。

 

しかし、そのときはまだ良しとしたとしても

一生そのまま負担がないはずがありません。

 

生命保険のかけ方にもよりますが、

その支出額を全く見込まないまま住宅予算を決めるのは危うさ満載です。

 

毎月支払う生命保険の掛け金も見越して住宅ローンの返済額など判断できれば良いのですが、

 

これまたまだ経験のない新婚さんが、

今後想定される生命保険の支払額を見越すことは極めて困難です。

 

ただ、困難だからと言ってそこをおろそかにしたまま住宅ローン借入額を決定することのほうがよっぽど恐ろしいです。

 

生命保険のことを全く考えず住宅を購入し、

あとになって生命保険への加入を検討したものの

住宅ローンの返済が重荷になり、じゅうぶんな保険がかけられない、

 

なんてことは何としても避けたいですよね。

 

他にも上げればきりがないのですが、

新婚さんが住宅購入を検討する場合は、

今後家計から発生しうる支出をしっかりとファイナンシャルプランナーに相談して住宅予算を判断するようにしましょう。

 

私たちおうちの買い方相談室は、このような新婚さんの住宅計画もしっかりとお手伝いしています。

経験豊富な専門家に相談しながら、安心して生活が送れる住宅計画を立てましょう。

ご相談をお待ちしております。

 

おうちの買い方相談室名古屋西店 岩本貴久