アメリカの住宅ローン金利は6%超え!?

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こんにちは。
おうちの買い方相談室 名古屋西店
ファイナンシャルプランナー(FP)の辻です。

 

アメリカの住宅ローン金利は6%超え!?

先月21日(日本時間22日3:30)注目されていた
FOMC及びパウエル議長の会見が行われました。

結果は政策金利を0.75%引き上げ3.00~3.25%に。
また、2022年末には4.25~4.50%を想定している
ことが発表されました。

これを受けて、長期金利も上昇しました。

結果として、
アメリカの住宅ローン金利(30年物)は6.3%まで上昇…。
(今月に入ると6.8%にまで上昇しているようです。)

日本に住んでいると想像もできない金利ですが…。

金利による違い

30年間固定金利で3,000万円の借入を行った場合(元利均等)、

▶︎金利1.5%の場合

月々の返済額103,536円

▶︎金利6.3%の場合

月々の返済額185,691円

相当な違いがありますね…

 

原材料価格の落ち着きや輸送網の
ボトルネックの解消などから、

これまで高騰してきた建築価格が
やや下がってきているようですが、

金利がここまで上がってしまうと
さすがに住宅需要も落ちてくることが
予想されています。

 

FRB(米国中央銀行)のパウエル議長も
住宅関係の落ち込みは予想されるが、

インフレ抑制が最優先の課題であり、
インフレを抑えるためにやむを得ない。と
発言していました。

金利上昇により、景気に悪影響が出たとしても、
インフレ抑制が最優先の課題であるとの
認識となっています。

 

短期金利長期金利

金利には短期金利長期金利があります。

長期といっても2年や5年、
7年10年、30年などいろいろあります。

中央銀行がコントロールするのは、
このうちの短期金利

とはいえ、長期の金利も当然
短期の金利の影響は受けますね。

今年の初めアメリカの政策金利は0%でした。
それが年末には4.5%という…。

結果的に長期の金利も上昇し、
住宅ローン金利(30年物)が
6.3%という…。

怖いですね…。

住宅の購入にあたって

住宅ローンは35年などのように期間の長いものです。

その間にどのようなことがあるのか?

自分自身の仕事や体の問題は勿論ですが、
経済情勢も甚大な影響を及ぼすことを
しっかりと頭に置いておく必要があります。

アメリカのように1年で4.5%も
金利が上がるというのは極端な話ですが、
少なからず金利上昇の可能性はあることを
意識しておく必要があります。

そして、それは私たちが想像している以上の
スピード感で動く可能性も。

昨年、まさか今年の年末のアメリカの
政策金利が4.5%になるなんて
想像している人はいなかったのですから…。

昨年の夏にFRB議長はインフレは一時的で
気にする問題ではないと発言していた位ですから。

 

アメリカの例は極端にしても、
金利の上昇は頭に置いておきたいですね。

住宅ローンは期間の長いものです。

仕事や健康に対するリスクヘッジは
勿論のこと、経済情勢や金利情勢のリスクも
しっかりと頭に置き、リスクヘッジを
考えておきましょう。

 

おうちの買い方相談室のご相談の目的は、
マイホームを建てることではなく、
マイホームを建てて幸せに暮らしてもらうこと。

仕事や健康に対するリスクヘッジは勿論のこと、
経済・金利情勢に
対するリスクヘッジも
しっかりとアドバイスさせていただきます。

 

マイホームの購入、住宅ローン、ライフプランのご相談は
【おうちの買い方相談室名古屋西店】まで

お気軽にご相談ください(^_^)

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