6月から電力料金14~38%値上げ、インフレ圧力も強まる見込み

お金のコラム

電力大手7社が料金の値上げを発表。

電気代の値上げは、家計にも
大きな打撃に
なり、あちこちから
悲鳴が聞こえそうです💦

今回は、電力料金値上げの影響を
まとめてみました!

6月から電力料金14~38%値上げ、
インフレ圧力も強まる見込み

【解説】

燃料費の高騰を受け、電力大手7社は
昨年11月以降に相次いで値上げを
申請しました。

これにより6月1日から標準的な
家庭で電気料金が2,078~5,323円
引き上げられることとなりました。

14~38%の値上げとなります。

【ポイント】

電気料金の値上がりは様々な製品の
価格にも影響を与えるため、6月の
インフレ率は再び4%台になると
予想されます。

賃金上昇率を上回る物価上昇率
(=実質賃金マイナス)が続く事で
家計にも大きな打撃となります。

 

【今後の影響】

16年の全面自由化で参入した
新電力会社(Looopでんき等)も今回の
規制料金値上げに同調する動き
増えると見込まれます。

特にこれまで料金水準を低く設定
していた新電力は、値上げのリスクが
高いと言えます。

先週の株式&為替相場(前週末比)

日経平均:30,808円(+1,420円)

ドル円:137.98円

NY株式:33,426.63㌦(+126㌦)

 

先週の日経平均株価


先週は大幅上昇、21年9月の高値を
上回りバブル崩壊以降の高値を更新
しました。

週前半は決算発表が好調だった
銘柄を中心に買いが入り、週後半は
円安がサポートとなって輸出株が
買われました。

ハイテクを中心に大型株がすこぶる
強く、外国人投資家が買いの中心です。

⇒米国株式市場は週前半下落基調
だったものの、週後半に買い戻され
若干の上昇となりました。

債務上限問題は正念場を迎えており
与野党が上限引上げの合意に
至らなければ6月にもデフォ ルトが
起きる見込みです。

可能性は低いものの懸念材料と
なるため買いづらい環境です。

【資金の流れ】
グロース株 ⇒ 大型株  円 ⇒ 米ドル

日経平均バブル後高値、何が起きて今後どうなる!?
…高揚感のない上昇

 

現在日経平均株価は急ピッチで
上昇しており3万円突破、33年ぶりの
高値水準となっています。

上昇の要因となっている海外投資家の
動向と日本人投資家の現状について
まとめてみます。

 

【海外投資家の影響】

今回の株高を支えるのは外国人の買い
です。

その要因は米著名投資家ウォーレン・
バフェット氏による日本株への追加
投資の表明や、

東京証券取引所が進めるPBR
(株価純資産倍率)1倍割れ銘柄への
改善要求に対する期待感
(改善に向け自社株買いなどを行う
企業が多いため)によるものです。

そのため上昇のメインは
海外マネーが主導する大型株
なっており、日本の個人投資家が
多く保有する中小型株は出遅れ
いる状況です。

日本人は今の上昇の恩恵をあまり
受けられておらず、実感が湧いて
いない人も多いと言われています。

【3つのDを克服】


バブル崩壊後、日本が長期停滞に
陥った背景には3つの「D」があると
言われます。

デフレ
積み上がる債 務(デッド)、
少子高齢化が加速する人口構成
(デモグラフィー)の3つです。

このうちの1つ、デフレを抜け出す
機運を感じ海外投資家は日本に目を
向け始めています。

今後も持続的な株高となれば
家計資産にも恩恵が広がり消費も
増える好循環となりますが、

そのためには国家債務と人口構成
という残り2つのDを反転させる
施策が必要と言えます。

失われた30年を取り戻し復活を
遂げることが出来るか、正念場に
なります。

 

 

****

本資料は資産運用の参考となる知識構築を目的としており、
投資勧誘を目的として作成したものではありません 。

投資に関する最終決断に関してはご自身のご判断で
行ってください。なお記載あるデータおよび表現等の
欠落・誤謬につきまして、当社は責任を負いかねますので
ご了承ください。

****

マイホームの購入、住宅ローン、
ライフプランのご相談は
おうちの買い方相談室名古屋西店まで
お気軽にご相談ください。

すべて無料で住宅購入の夢を
サポートいたします。

無料個別相談のご予約はこちらから