海外投資家からも熱視線の集まる日本株!?…上昇期待の背景とは

お金のコラム

こんにちは。

真夏のような気温から一気に
晩秋の涼しさになり、身体が
なかなかついていきませんね(^^;;

 

さて、今週もお金のミニコラムを
お届けします。

 

海外投資家からも
熱視線の集まる日本株!?
…上昇期待の背景とは

岸田首相は資産運用特区を創設し
海外投資会社の参入を促すなど
「新しい資本主義」で掲げる

「貯蓄から 投資へ」を推し
進めています。

資産運用ニーズが高まるなかで
日本株式にも期待が集まって
いるようです。

 

【高まる資産運用ニーズの背景…】

家計はこの30年間で初めて
インフレを体験しています。

現在の消費者物価指数の
上昇率は4%を超えており、

仮に日銀が目指す安定的な
2%の物価上昇が10年続いた
場合、円の価値は20%目減り
することになります。

こうしたなかで資産運用の
必要性は高まっています。

23年6月末の家計金融資産は
2115兆円と過去最高を更新
しました。

うち現金は1117兆円と全体の
53%を占めており、株式投資は
268兆円と13%に留まります

米国では家計のうち現金13%
株式投資39%と日本と真逆の
構図です。

今後は資金シフトが予想されます。

【日本株上昇期待…】

日経平均株価は昨年末から
約25%も上昇していますが
その牽引役は外国人投資家で
あり今年は8.6兆円買い越し
います。

一方で日本の個人投資家は
今年3.4兆円の売り越しです。

個人投資家が保有する1117兆円の
現金のうちわずか1%(約11兆円)が
日本株投資にシフトするだけでも、

今年株を大きく押し上げた外国
投資家の8.6兆円を上回る規模に
なります。

複数年かけてでも預金の10%
(110兆円)が回れば、日本株の
時価
総額の13%にも及びます。

貯蓄から投資を推進することは
日本経済の底上げにも繋がりそう
です。

先週の株式&為替相場(前週末比)

日経平均:30,994円(-863円)

ドル円:149.31円

NY株式:33,407.58㌦(-100㌦)

先週の日経平均株価

先週は大幅下落、4カ月ぶりに
31,000円を割り込みました。

米長金利の高止まりを背景に
リスクオフ傾向が強まるなか、
日本では9月の配当落ち直後
いうこともあり積極的な買いは
入りにくい状況です。

祝日明けに発表される景気
ウォッチャー調査に注目が
集まります。

⇒米国では長期金利が16年
ぶりの水準(4.8%)まで上昇
しており株式市場への逆風が
強く
なっています。

週末に発表された雇用統計の
内容も想定以上に強く、景気の
底堅さが確認されており更なる
金利上昇も想定されます。

ハイテク関係株には厳しい環境が
続いています。

【資金の流れ】
半導体関連株 ⇒ 割安株
円 ⇒ 米ドル

為替介入の可能性と想定される
円安防衛ラインとは


【解説】

10月3日にはドル高円安が一段と進み
1㌦=150円台に乗せましたが、すぐに
1㌦=147円台まで買い戻されるなど
激しい為替の動きがありました。

日本政府が円買いドル売り介入
実施した可能性が指摘されています。

 

【ポイント】

現在政府は物価高対策を柱とする
経済対策の策定を進めています。

円安による輸入物価の上昇
その政策効果を損ねるため、
円安進行を食い止めたいと
考えています。

円安阻止に向け政府と日銀の
連携も考えられます。

 

【今後の影響】

政府は
1㌦=150円を第一防衛ライン

昨年の円安ピーク
1㌦=152円を第二防衛ライン、
1㌦=155円を第三防衛ラインとして
介入を実施すると推察されます。

同水準が近づくタイミングでは
為替動向に注視が必要です。

****

本資料は資産運用の参考となる知識構築を目的としており、
投資勧誘を目的として作成したものではありません 。

投資に関する最終決断に関してはご自身のご判断で
行ってください。なお記載あるデータおよび表現等の
欠落・誤謬につきまして、当社は責任を負いかねますので
ご了承ください。

****

マイホームの購入、住宅ローン、
ライフプランのご相談は
おうちの買い方相談室名古屋西店まで
お気軽にご相談ください。

すべて無料で住宅購入の夢を
サポートいたします。

無料個別相談のご予約はこちらから