住宅ローンの事前審査って何?必要なの?

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こんにちは(^^♪

おうちの買い方相談室の岩本です。

先週まで寒い日が続いていましたが今週になり急に暖かくなってきましたね。

体調管理などにお気を付けてください。

 

今日は住宅ローンの事前審査について解説したいと思います。

住宅ローン事前審査の目的は

「希望の住宅計画を進めるために必要な金額を住宅ローンで借りれるか?」

を銀行に審査してもらうことです。

 

そもそも住宅ローンが借りれなければ、多くの方は住宅を購入することができません。

自分がどれくらいの住宅ローンを実際に借りれるか知ることはとても大切なことです。

 

ほとんどの方は、住宅計画をスタートさせた初期段階でこの事前審査を実施しています。

その多くはハウスメーカーや不動産屋さんから勧められて実施することがほとんどです。

 

この住宅ローン事前審査、借りたい本人のために実施する訳ですが、

実は本人だけの為ではありません。

 

ハウスメーカーや不動産やさんの為にもなっているのです。

ハウスメーカーの営業マンにとっても住宅ローン事前審査はとても重要、

そして不動産やさんにとっても同じです。

 

何故かと言うと…

彼らの仕事は家を売ることであったり、土地を売ったり仲介することにあります。

そのうえで、お客さんが住宅ローンの借入がどれくらいできるかどうか?

は当然重要なことで、その内容によって営業マンの案内やプレゼンの内容も変わってくるからです。

 

住宅営業マンがせっかく高額な良い提案をしたとしても、

その提案を受けるお客さんが、それだけの資金を準備できるだけの住宅ローンを借りれなければ

意味をなさないから、です。

 

この住宅ローン事前審査、「どのタイミングでするのが良いか?」

という相談をよく受けますが、

 

その答えは、

「遅くとも土地が見つかるまでには」

と、お答えしています。

 

仮に皆さんが土地探しをしていて、自分たちの理想の土地を見つけたとします。

その場合、まず初動は何をするのか?というと、

 

「買付証明書」という書面を、土地の売り主さんに提出します。

これは土地の売り主さんにその土地を買いたいという意思表示のための書面です。

 

できればこの買付証明書を土地の売り主さんに提出するタイミングで、

住宅ローンの事前審査を済ませておくことを、普段からオススメしています。

 

売り主さんの立場からすると、

「買付証明書を出し土地を買いたいよと言ってくれるのはいいけど、お金は準備できるの?」

という課題があります。

 

住宅ローンの事前審査を済ませておき、

買付証明書と同時にその事前審査の書面を出すことができれば、

 

土地の売り主さんに対して

土地を買いたい意思があるだけでなく、土地代金を支払う準備もできている、

とみなしてもらえるからです。

 

土地探しを始めるとよく分かるのですが、

皆さんが良いなと思う土地は、他の人も良いと思っています。

皆さんにとって条件の良い土地は

他の人たちにとっても条件の良い土地である可能性が高いのです。

 

良い土地が見つかったときに、ほんの少しの差でほかの人に「買付証明書」の提出を先を越された、

なんて悔しい経験はよくある話です。

 

そんなタイミングの時に、段取り良く住宅ローン事前審査を速やかに済ませておくことができれば、

スムーズに買付証明を提出することができます。

 

もちろん、住宅ローンの事前審査はあとまわしにして、

先行して「買付証明書」を提出することも可能といえば可能です。

 

ただ、実際に「買付証明書」自体には法的な効力はないので、

住宅ローンの事前審査にもたついているうちに、

売り主さんがしびれを切らして他の人に土地を売ってしまった…

 

となってしまっても文句は言えません。

 

このような理由から、

住宅ローンの事前審査は、土地が見つかる前に事前に済ませておく方がよいでしょう。

 

本人が住宅ローンを実際に借りれるかどうかの安心にもつながり、

相手方(土地の売り主さんやハウスメーカー営業マンたち)にも安心してもらえます。

 

おうちの買い方相談室では、この住宅ローン事前審査のお手伝いもしっかりとさせて頂いています。

気になる方は是非ご相談下さい。

 

おうちの買い方相談室名古屋西店 岩本貴久