インフレと景気減速と住宅購入
「インフレ」、「金利引き上げ競争」に加えて
「景気減速」…住宅購入のタイミングは??
11月2日アメリカの政策金利の発表が
ありました。
なかなか収まらないインフレを抑制するため、
今回も0.75%の引き上げが行われ、
アメリカの政策金利は3.75~4.00%
となりました。
アメリカのみならず、ユーロ圏、イギリスなども
大幅な引き上げが行われています。
一方で日本だけは緩和政策維持と
なっています…。
ただし、各国とも今後の金利の
引き上げペースの鈍化が想定されており、
金利引き上げの最終地点(ターミナルレート)が
意識される段階に入ってきました。
こんにちは。
おうちの買い方相談室 名古屋西店
ファイナンシャルプランナー(FP)の
辻です。
今回は「インフレ」と「景気減速」について、
取り上げていきます。
![](https://www.nagoya-ouchi.net/wp-content/uploads/2022/11/Federalreserve-1.jpg)
目次
インフレ抑制と景気減速
世界各国10%に迫るインフレに
悩まされており、インフレ抑制を目的に、
かつてないスピードで金利の引き上げが
行われてきました。
まだまだインフレがおさまったと
言える状況にはありませんが、
これまでの累積効果が期待されるところ。
一方で金利の引き上げ(需要抑制策)により、
景気減速懸念が拡大。
企業業績に顕著に表れ始めています。
今後の金融市場のテーマ
10月末の決算発表では、
米国超大手企業GAFAMのうち、
アップルを除く企業は全滅。
メタ、アマゾンといった超大手企業が
1日で20%を超える株価の下落に
見舞われています。
コロナ禍に業績を伸ばした企業群も
曲がり角に来たといったところでしょうか?
インフレ抑制ということは
景気を冷やすことなので、
ここからは、景気減速は避けられない所
でしょうか…?
今後の金融市場のテーマは「インフレ」、
「金利引き上げ競争」に加えて
「景気減速」も重要なテーマになりそう。
そのため、企業業績にはこれまで以上に
注目が集まりそうです。
![](https://www.nagoya-ouchi.net/wp-content/uploads/2022/11/fukeiki.jpeg)
日本に目を向けてみると
日本は、世界各国で唯一金融緩和を
継続しています。
企業業績についても、円安効果もあり、
堅調と言えるでしょうか?
しかし、皆様も感じているように
様々なものが高くなっており、
インフレの芽が芽生えつつあります。
また、アメリカや世界各国が、
景気減速となった場合に、
日本のみ景気が良いというのも
イメージできません。
やはり、世界の状況に準じて考えるのが
適切であると言えます。
「インフレ」、「金利引き上げ競争」、
「景気減速」を頭に置きながら、
生活、金融資産設計を考えていきたい
ところです。
![](https://www.nagoya-ouchi.net/wp-content/uploads/2022/10/24777994_s.jpg)
住宅購入時期は?
住宅も投資商品も購入する時期や手法は
経済情勢や金利情勢によって有利な方法は
異なります。
当然ながら、住宅ローンの選択にあたって、
今後金利が上がる場合であれば、
変動金利より固定金利。
逆であれば、その逆。
デフレ気味であれば、今すぐ買うより、
将来買った方がよい。
一方でインフレ気味であれば、その逆。
等々…。
全ての状況に最善の方法はなく、
状況によって有利な方法は異なるため、
状況に応じて最善の方法を考えていく事が
大切ですね。
現在の経済情勢、金利情勢において
- ・住宅は今購入した方が良いのか?
- ・住宅ローンはどういったものがよいのか?
- ・資産運用設計をどのような方法が良いのか?
- ・資産運用設計がどのような商品が良いのか?
最善の方法を選択できるよう、
常に最新の経済情勢や金利情勢を
頭に置いておけるとよいですね。
![](https://www.nagoya-ouchi.net/wp-content/uploads/2021/07/003-e1657159355688.jpg)
おうちの買い方相談室名古屋西店では、
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住宅ローン相談も常に最新の情報をもとに
実施できるよう努めています。
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