再び目前に迫った1㌦=150円の防衛ライン!? …為替介入の可能性は

お金のコラム

こんにちは。

10月に入り、秋らしい涼しい風を
感じられるようになりましたね

さて、今週もお金のミニコラムを
お届けします。

再び目前に迫った1㌦=
150円の
防衛ライン!?
…為替介入の可能性は

ドル円レートは1㌦=149円台を
固めつつあります。

日本政府は1㌦=150円、もしくは
昨年10月の円安 ピークである
1㌦=151円台後半という水準を
防衛ラインとしていると見られます。

今後の動向は?

【目先は151円台の可能性も…】

防衛ラインの1㌦=150円が目前に
迫る中、政府は為替介入を実施
するタイミングを見計らっていると
見られます。

ただ日本の為替介入は勝手に実施
できるわけではなく、米国政府の
意向に沿う必要があります。

イエレン米財務長官は市場の
投機的な行動により過度な変動が
生じた場合のみ、為替介入は認め
られるとの発言をしているため、

大きく変動するタイミングでしか
実施できないと考えられます。

現状のように緩やかに円安が
進む場合は実施のきっかけを
見出しにくいため、151円台
後半程度までの円安はあり得
そうです。

【1日1円を超える変動が条件…】

昨年9月に介入が実施された状況を
踏まえると、東京為替市場で1日1円を
大きく超える円安進行が生じる事が
介入再開のための条件と見られて
います。

岸田政権は物価高対策を中核と
する経済対策の方針を打ち出した
ばかりであるため、

円安阻止 (=物価抑制)の姿勢を国民に
アピールする観点からも、上記の
条件が
満ちれば米国政府に十分配慮
しつつも
迅速に介入再開に踏み切ると
考えられ
ます。

ドル円レートは主に米国側の要因に
より決まるもののこれらの点を
踏まえると
1㌦=151円台後半が
円安進行のピークと
なりそうです。

先週の株式&為替相場(前週末比)

日経平均:31,857円(-545円)

ドル円:149.37円

NY株式:33,507.50㌦(-456㌦)

先週の日経平均株価

先週は二週連続の下落となりました。

9月末配当の権利落ち(28日)に加え、
日経平均の算出銘柄入れ替えに伴う
換金売り、さらに上期末に向けた
機関投資家のリバランス売りなど
季節要因も重なり上値が重くなりました。

今週まで様子見の環境が続きそうです。

⇒米国では10月からの新年度予算の
策定が議会で難航した結果、

時間切れに伴う政府機関閉鎖(必要
最低限の機能を残し機関を閉鎖)への
警戒感で株価は軟調に推移しました。

ただ週末にかけてつなぎ予算が成立
し、1か月半の猶予が確保できたため
安心感が広がりそうです。

【資金の流れ】
半導体関連株 ⇒ 金融株
円 ⇒ 米ドル

エネ安保や脱炭素で
原発関連にマネー流入が続く


【解説】

原子力発電に関連する銘柄へ
投資する上場投資信託(ETF)に
マネー流入しており、高値更新が
続いています。

昨年末からの上昇率は33%と
NYダウ(3%高)やS&P500(13%)高を
大きく上回り、12年ぶりの水準です

 

【ポイント】

ロシアのウクライナ侵攻でエネルギー
安全保障の重要性が高まっている事
脱炭素社会に必要不可欠である事に
より、
原子力発電へ回帰を進める
国が相次いで
います。

このことから投資先としても注目
されています。

 

【今後の影響】

国際エネルギー機関(IEA)によると
2050年のネットゼロ達成のためには、

原子力の比率を現在の2倍以上
高める必要があるとしています。

資源の国産化を進めたい日本も原発
再稼働を進める方向に舵を切っています。

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