有事の円買いは過去の話に!?…構造の変化による円弱時代の到来

お金のコラム

こんにちは。

日々変化する経済の動向。

資産の運用や管理などにも少しでも
役立ててほしいと思い、お金のミニ
コラムをお届けします。

有事の円買いは過去の話に!?

…構造の変化による円弱時代の到来

ドル円相場が再び1㌦=150円の節目を
抜けました。今回の円安局面で最初に
150円を付けたのは2022年10月でした
が、市場関係者の予想ではその後円高
に転じる見通しでした。

予想が外れた背景とは?

 

【予想に反する円安…】

円高予想の根拠となっているのは日米
の金利差です。米国のインフレもよう
やく収束が見えてきたことで 米FRB
(日本で言う日銀)は利下げを視野に
入れ始めています。

一方で日銀はマイナス金利解除の機会を
伺っており、金利差は縮小する見通しと
なっておりそれに伴い円高が進むという
シナリオです。

しかし予想 に反し円安が続いている状
況
です。

新NISA制度で米国株などの外貨資産へ
の投資が急拡大し新たな円売り需要
が
発生していることも要因のひとつです。

ただそれ以上に構造変化が起きている事
に注目が必要です。

【円弱構造への変化…】

過去何度も繰り返された円高スパイラル
の根幹にあったのが有事の円買い(経済
危機や地政学リスクが起こると低リスク
通貨の円が買われ円高が加速する)でし
た。

実際にリーマンショックや東日本大震災
時も円高が進みました。

ただ現在では日本財政への懸念や年間
ベースで貿易赤字の定着(輸入企業の
円売りが拡大し円安要因)など需給要
因による円売りも増えており、円弱構
造へと変化してきています。

今後金利差縮小に より円安圧力は和ら
ぐ可能性が高ものの、円弱の構造変化
により過度な円高は考えづらいと言え
ます。

先週の株式&為替相場(前週末比)

日経平均::39,098円(+611円)

ドル円:150.50円

NY株式:39131.53㌦(+504㌦)

先週の日経平均株価

先週は4週連続の上昇し39,000円を上回
り
ました。

過去最高値(38,915円)を 約34年2か月
ぶりに更新したものの、バブル時とは違
い
過熱感はないとの見方も多く勢いは続
くと
見られます。

利益確定の売りをこなしつつ、40,000円
台を期待する声も高まっています
。

⇒注目されていた米エヌビディアの決算
発表は市場予想を上回る好決算だった事
もあり、日米ともにハイテク株が大きく
上昇しています。

エヌビディアについては今年に入ってか
ら
59%高と上昇基調が続く一方で、PE
R30倍台となっており割高感も意識され
出しています。

【資金の流れ】
バリュー株 ⇒ ハイテク関連株
円 ⇒ 米ドル

海外投資家主導で上昇した
日経平均株価と4万円台への期待

【解説】

年始以降も上昇が続き世界株の上昇を
大きく上回る日経平均株価は、先週末
ついに89年12月末につけた史上最高値
を上回りました。

米国や英国メディアでも大きく報じら
れていることから外国人の関心の高さ
が伺えます。

【ポイント】

22日発表の投資部門別売買動向を見る
と海外投資家は7週連続で日本株を買い
越しています。

7週連続はおよそ 半年ぶりで買越額は
2.7兆円にものぼります。米国株と比較
した時の割安感(PERなど)が要因と
考えられます。

【今後の影響】

NISAによる買付も全世界株や米S&P
500に加えて日経平均へ投資する投信が
ランキングに入ってきています。

3月末にかけては配当取りを狙った買い
により活発化しやすく、今の勢いのまま
4万円台を目指すと見られます。

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本資料は資産運用の参考となる知識構築を目的と
しており、投資勧誘を目的として作成したもの
ではありません 。

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