いくらかかる?固定資産税を計算してみよう!
今回は誰でもできる簡易的な
固定資産税の計算方法をご説明します!
こんにちは!
おうちの買い方相談室 名古屋西店
ファイナンシャルプランナー(FP)
の木山 翔太郎です。
これまで賃貸にお住まいの方は、
住宅を購入すると固定資産税を
支払う義務が生じます。
固定資産税は土地と建物双方に課税されます。
お家を購入すると住宅ローンだけでなく、
固定資産税も納めていく必要があります。
ローンの返済と併せて
固定資産税を支払っていけるかどうか
確認しておくと安心ですよね。
目次
固定資産税の計算方法
今回は簡易的な固定資産税の計算方法を
ご紹介していきたいと思います。
例として下記の土地・建物価格で計算します。
■建物価格3,000万円
■土地価格1,600万円
まず固定資産税を見積もるにあたっては
課税評価額を算出する必要があります。
課税評価額の簡易的な概算の
見積もり方は下記のようになります。
【建物】建物価格×50%
3,000万円×50%=1,500万円
【土地】土地価格×60%
1,600万円×60%=960万円
それぞれの課税評価額がわかりました。
建物の固定資産税の計算方法
まずは建物から考えていきます。
固定資産税の税率は1.4%です。
したがって、
1,500万円×1.4%=21万円
となります。
ただし現在は『新築住宅の税額軽減特例』
という特例制度が布かれており、
一般住宅の場合は3年間の
減税措置を受けられます。
そうすると
21万円×1/2(特例)=105,000円
となり、当初の建物の固定資産税は
105,000円となります。
土地の固定資産税の計算方法
次は土地について見ていきましょう。
土地の課税評価額は概算で
960万円と算出しました。
土地にも税金の軽減特例、
『住宅用地の課税標準特例』
というものがあり、
これを計算の中に組み込みます。
960万円(課税評価額)×1/6(特例)
×1.4(税率)=22,400円
以上から固定資産税は22,400円となります。
土地と建物のそれぞれの
固定資産税を足し合わせると
105,000円+22,400円=127,400円
一年間で支払う固定資産税は
127,400円となります。
実際には固定資産税のほか、
都市計画税という税金を
納める必要がありますので、
支払う税金の額で言えば、
もう少し高い金額になります。
都市計画税に関しては
また改めて説明したいと思います。
住宅・お金の疑問はプロにご相談ください!
今回は現在布かれている
特例措置を加味して計算しました。
実際には特例措置もいくつか条件があります。
これら特例措置は適応にあたって
期限がありますので、
長期で住宅購入を計画されている方は
期限をチェックしておきましょう。
あくまで簡易的な計算方法のご紹介でしたが、
自分がどのくらい固定資産税を
支払うのか気になる方は、
参考に計算してみてくださいね。
住宅購入に関する情報は
ぜひコチラもご覧ください(^^♪
↓↓↓↓↓
2022年以降の住宅ローン控除ルール変更!?
いつから?どう変わる?
団体信用生命保険(団信)って何??
【住宅購入のプロが解説】
おうちの買い方相談室では、
安心して住宅購入を行っていただくサポートを
すべて無料で行っています。
お得な住宅ローンや減税方法など
経験豊富なプロが親身にアドバイスします。
ぜひお気軽にご相談ください。
おうちの買い方相談室 名古屋西店
ファイナンシャルプランナー(FP)
木山 翔太郎