年収500万円のサラリーマンは住宅ローンいくら借りて良い?
年収500万円のサラリーマンが
借りることができる住宅ローンの借入額は
いくらくらいだと思いますか?(^^♪
こんにちは。
おうちの買い方相談室 名古屋西店
ファイナンシャルプランナー(FP)の
岩本です。
少し暖かくなってきた気がしますが、
まだまだ冷える日もあります。
みなさん体調管理にはどうぞ
お気をつけください(^^♪
今回は住宅ローンの借入額の
目安について解説いたします。
ぜひ皆さんもご自身の状況に
当てはめて考えてみてください。
目次
住宅ローンはいくら借りても大丈夫?
![](https://www.nagoya-ouchi.net/wp-content/uploads/2021/07/22021734_s.jpg)
住宅ローンの考え方において、
まず大前提として大切なのは
「いくら借りられるか?」
ではなく
「いくら借りても大丈夫か?」
ということです。
良くも悪くも
現在は住宅ローン借入の
審査基準が緩いです。
理由はさておき、審査基準が緩いと
本人の思惑以上に住宅ローンを
借りることができてしまいます。
これは大きな落とし穴で
銀行の審査どおり満額で
住宅ローンを借り入れてしまうと
返済が始まってから家計が苦しくなり、
後から後悔することになりかねません。
参考までに、、、
年収500万円のサラリーマンが
住宅ローンを最大いくら借りられるか?
というと、約4,800万円です。
(諸条件により前後します)
実際に4,800万円の住宅ローンを組んだとして、
返済期間を35年で設定すると・・・
金利が0.5%(変動金利)の場合、
毎月の返済額は124,600円/月
金利が1.3%(固定金利)の場合、
毎月の返済額は142,300円/月
(ボーナス払いなし)
となります。
年収500万円くらいの方でしたら
ご理解いただけると思いますが、
この毎月の返済額はかなりしんどいはずです。
もちろんその家族ごとに状況は
違いますので一概には言えません。
例えば、夫婦共働きで奥様もある程度の
収入が継続的に見込める場合などは、
先ほどの毎月返済額は返済可能でしょう。
でも世帯年収が500万円の
家族にとってはそうはなりません。
住宅ローン返済額の目安とは?
![](https://www.nagoya-ouchi.net/wp-content/uploads/2021/07/22357676_s.jpg)
では、年収500万円のサラリーマンは
一体いくらぐらいの住宅ローンを
借りても良いのでしょうか?
これも当然家族構成などにより
かなり異なりますが、私たちの経験則で
ひとつの目安としてとらえて欲しいのが
住宅ローンの返済額を
手取り収入の25%以内に抑える!
ということです。
例えば、、、
年収500万円のサラリーマンの
手取りはおおよそ約400万円です。
この手取り400万円でこの家族は
一年間のやりくりをする必要があります。
食費や光熱費、子どもの教育資金などなど。
服を買ったり、
休日遊びにでかけたりもするでしょう。
車の維持費にもお金がかかります。
家族を守るための保険に
加入することも大切です。
その中から25%相当にあたる
年間100万円(400万円×25%)が、
住居費として住宅ローン支払いに
充てても良いとされる目安です。
年間100万円を月々の支払いに割り振ると
100万円 ÷ 12か月 ≒ 83,300円
つまり毎月の住宅ローン返済額が、
83,300円に収まる程度の
住宅ローン借入額が妥当と言えます。
83,300円/月で住宅ローンが
いくらぐらい借りられるか?というと・・・
返済期間を35年で設定して
金利が0.5%(変動金利)の場合、
約3,200万円
金利が1.3%(固定金利)の場合、
約2,800万円
くらい借りられます。
年収500万円の住宅ローン返済額の目安
![](https://www.nagoya-ouchi.net/wp-content/uploads/2021/07/5184025_s.jpg)
よって
2,800万円から3,200万円くらいの借入額が
年収500万円のサラリーマンが
安心して返済していける
住宅ローン借入額の目安となります。
もちろんこれも一概には言えません。
45才を迎える人がこの考え方で
良いかと言うと違うはずです。
45才のサラリーマンが返済期間35年で
住宅ローンを設定してしまうと、
なんとゴールが80才。
おそらく退職しています。
これはまずい気がしますよね?
家族構成によっても違います。
こどもの教育資金準備を親として
どこまで役割を果たすのか?によっても、
将来に向けた積み立て金額は違って然るべき。
ライフスタイルに合った資金計画を!
![](https://www.nagoya-ouchi.net/wp-content/uploads/2021/07/017.jpg)
目安の金額をお伝えしてきましたが、
やはりその家族のライフスタイルを
しっかりと考えて、無理のない範囲で
住宅ローンを借りることが大切ですね!
当店でも大切にしていることのひとつです。
家族の身の丈に合った住宅予算をしっかりと
見極めて夢のマイホームを実現しましょう(^^♪
住宅ローンについてもっと詳しく知りたい!
という方はぜひコチラもご覧ください(^^♪
↓↓↓↓↓
住宅ローンを今から借りる人は
変動金利で大丈夫!?
2022年以降の住宅ローン控除ルール変更!?
いつから?どう変わる?
おうちの買い方相談室では、
ご相談者様が豊かに笑顔で暮らせるよう
ライフプランを考えた資金計画と
住宅ローンのアドバイスをしています。
ご相談どしどしお待ちしております(^^
おうちの買い方相談室 名古屋西店
ファイナンシャルプランナー(FP)
岩本 貴久